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インデックス投資のバイブル、ウォール街のランダムウォーカーを読んだ感想

こんにちは精神科医の大塚です。

今の投資の流行りと言えば、インデックス投資ドルコスト平均法で買っていくというものです。その理論の前提となるとても有名な本なので今回は読みました。

インデックス投資ドルコスト平均法について気になる方は是非読んでみてください。

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初めに簡単に読んだ経緯

後期研修医になって額面で100万の給料が振り込まれました。そこでお金の魔力みたいなものに取りつかれて、お金持ちになりたいなと思い、最近色々勉強しています。

今の投資の流行りと言えば、インデックス投資ですよね。

一応初めて聞いた人に説明すると、インデックス投資というのは、日経平均とかS&P500とかの指数に連動して投資を行う手法のことです。

日経平均とかだと聞いたことがあると思うんですけど、日経平均というのは日本を代表する225社の株価の平均となっています。

そして、選ぶインデックスにもよるのですが、そのインデックスの構成銘柄をそのまま丸ごと買う手法となります。

実際には、投資信託がまとめて買って、私たちのような個人投資家に分割してくれるので、個人投資家がやるのは一つのインデックスファンドを選んでそこにお金を入れればあとは投資信託が勝手に管理してくれます。

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まぁこの動画とかがわかりやすいです。

現在世界中の株のおよそ50%がインデックス投資で買われています。それだけ王道の投資戦略なんですね。

インデックス投資のバイブル

現在はここまで主流になったインデックス投資ですが、昔は個別株への投資やアクティブ投信(ひふみ投信なんかが有名ですかね)が主流でした。

コストを考えるとインデックス投資を上回るアクティブ投資は見つからなかった

ということや個人投資家は市場平均よりも投資成績が多くの人で悪く、個別株での選択ミスをしないようにインデックス投資がいいということだったりを色々なデータを用いて説明されます。

まぁ普通に考えたら、今の株の9割は機関投資家が売買していて、どんな情報にも瞬時に反応して株を買うので、個人投資家がそういった機関投資家よりいい成績を上げるのは至難の業なのは誰でも納得できると思いました。

王道の投資には流行り廃りがある

この本で一番参考になったのは王道と言われる投資手法には流行り廃りがあることです。昔はITバブルもはじけるまではIT企業への投資が王道とされていましたし、アメリカの優良企業(ブルーチップ企業)への投資が王道とされていた時期もありました。今はインデックス投資全盛の時代で、確かに今までのどの15年間をとっても損をする時期はありませんでした。これは個人的な意見ですが、これからもインデックス投資が将来的にずっと高い成績を維持できるかというとそれは思考停止してはいけないのかなと思いました。

インデックス投資は今は王道ですが、将来的にうまくいかないかもしれない。

そのことを抑えて投資をしていきたいと思います。

そのなかでも今後個別株で勝負する際に抑えるべきこととして

1、一株当たりの利益が5年は成長する株を買うこと

2、ファンダメンタルな価値を大きく超える企業の株は買わないこと

3、モメンタム(群衆が成功をイメージするストーリー)がある株を買うこと

4、頻繁に売買しないこと

この4つが挙げられていて、確かに他の人が言っていることとも同じ部分と思い、これからの投資に参考にしようと思った。

 

一億貯めるのに参考になった点

現在、総資産は700万程度あり、現在インデックス投資で120万、日本の個別株を120万持っています。

その中でこの本を読んで具体的に行動を変えようと思った点は、分散投資をすると、一定のレベルでは個別リスクが低減し、利益が増加する可能性があるということだ。個人的な考えとしてはこのまま、S&P500と日本の個別株を半分で買い増ししていこうと思っていた。しかし、新興国への投資や債券などへの投資も具体的に触れられており、それらに対しても今後投資をしていきたいと思う。 

 

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