精神科医大塚のお金、婚活、診療の一コマ

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後期研修医1年目の確定申告

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精神科医の大塚です。

本日は後期研修になり始めて確定申告したので、やり方と還付されたのかについて書いていこうと思います。

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1.確定申告に必要なもの

後期研修になり、バイトが解禁されると確定申告が必要になります。

(二か所以上から給与収入がある場合は確定申告が必要)

また、節税効果の高いidecoなども節税するには確定申告が必要です。

バイト先の給与は申請しなければ税金が安くて済みますが、多くのバイト先で住民番号を出していると思うのでばれます。人から後ろ指を指されない生き方をしましょう。

必要なもの

初期研修(1月~3月)での勤務先の源泉徴収票

勤務先の源泉徴収票

バイト先の源泉徴収票

寄付年金受領証明書(ふるさと納税

小規模企業共済掛け金控除証明書(ideco

生命保険料控除証明書(個人の保険)

自分が用意したのは上記の書類です。これに、住宅ローンや配偶者がいるかで更に書類が増えます。もちろん、判子とか追納、還付のために銀行の口座番号等も必要でした。

今年初めての確定申告だったため念のために会場に行きましたが、家で作った書類がそのまま受理されました。国税庁のホームページで作ることができ、わかりやすいので作って会場に行きましょう。(マイナンバーカードがあれば家で完結できます)

2.確定申告の内訳

・収入

収入金額 10044376円

所得金額 7844376円

・控除

(基本的なものは省略)

小規模企業共済等掛け金控除 69000円

生命保険料控除 114793円

寄付金控除 155500円

・申告納税額

123700円

 

年末調整で生命保険料控除やボーナスが乙欄だった分の還付等は先にやってしまい、20万程度調整でお金が振り込まれていたので、合算すると還付のほうが多かったかもしれません。友人も大体10万位追加で納付したという人が多いです。バイト代に2割程度の税金がかかるのでバイト代をどれだけやってるかで違ってくると思います。

idecoは3か月分しかやってません。来年は満額入れられるでしょう。

保険は積み立ての年金と掛け捨ての生命保険に入っていますが、独身なら特に掛け捨ての保険はいらないと思います。将来的には減らす予定です。積み立ての保険は月5万やっているのですが、大体4万程度の控除になり、1万円位税金が減ります。60万積み立てて、一万円減るなら安定資産としてはいいのかなと思います。

idecoふるさと納税は絶対おすすめです。やりましょう。

3.確定申告して還付されたか、納付が必要だったか

上記にも書きましたが、12万3700円納付が必要でした。

バイト代には普通税金が少なくかかっているので納付する場合が多いと思います。個人年金idecoふるさと納税個人年金等で節税に励みましょう。

配偶者控除、住宅ローン控除も熱いのですが、やはりリスクがありますよね!

配偶者は自分の人生を一番大きく変えるもので、税金のために決めるものではないです。

住宅ローン控除も後期研修医は異動が多く、結婚した場合相手の勤務先、実家等に加え、家を考慮しないといけなくなるのは大変だと思います。家を動かすことができないので、一つの病院に長く勤務するようになるまでは移動できない家は大きなリスクだと思います。

4.まとめ

週5日、9時5時で1000万円プレーヤーになったのは嬉しいです。

俺の戦闘力は1000万だ!(フリーザ様風)

勤務医の平均年収は1200万位あるみたいなので、しっかりやっていきましょう。

とはいっても月3回当直と月に2回ぐらいのバイトをやっているのでそれを残業換算すると月40時間程度の勤務になりそうですね。それでも同期と比べるとよい時間効率で給料をもらえているかなと思います。ただ、精神科は心にダメージが強いです。患者に尽くしても怒鳴られることも多く、感情労働の側面も強いので、心を病まないようにやっていけたらと思います。